いろいろな方法がある!壁面緑化のおすすめ


壁面緑化ってなんだろう?

壁面緑化とは、建物の壁面を植物で覆うことです。近年ヒートアイランド対策や、二酸化炭素削減の方法として、コンクリートなどの人工的な建物の屋上や壁面で植物を育てることが多くなっています。民家でも夏にゴーヤなどを窓の外側に這わせることで室内の温度を下げることが出来るように、大きなビルでも効果が期待できます。また、緑は心理的にも心地よいものですので、街で人を集めるアイコンにもなります。

どうやって植物を育てるの?

建物にワイヤーやネットを張り、そこに植物を伝わせる方法が一番シンプルですが、他にも大規模な土の壁を建てそこに植物を繁茂させたり、マットを壁面に乗せ植物を根付かせる方法、プランターを壁面に設置する方法など、規模の大きいものからシンプルなものまで、用途に合わせていろいろな方法があります。

フェイクグリーンもあり!

けれど、実際に植物を美しく育てるのは経験が無いと少し難しいかも知れません。そういう時に重宝するのがフェイクグリーンです。人工的に作られた造花の一種ですが、最近のフェイクグリーンは見た目にも本物感があり、実際の植物に劣らない美しさがあります。また、光触媒で加工されたものは汚れを分解する作用があり、きれいな空間を保つ効果が期待できます。

植物の持つ安らぎを取り入れよう

人間は人工的なコンクリートに囲まれていると、気持ち的にもギスギスしがちですが、緑の潤いがあるとほっとしますよね。植物には実際の湿度や温度を調整する機能がありますが、それ以上に気持ちを和らげる良さもあります。土地自体になかなか余裕の無い街中でも、建物の壁面緑化が進めば、街並みごと豊かな気分になれるのではないでしょうか。

壁面緑化は、ビルの見た目が良くなるのはもちろん、都市においてはヒートアイランド現象の対応や、車の排気ガスなどによる建物の劣化防止などの面から注目されています。

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